演奏会に向けた言葉(指揮:船本孝宏)

NON管弦楽団指揮者の船本孝宏と申します。
このブログでは初めて登場します。
この団には創立以来から指導に関わらせ ていただいております。
最初は少なかったメンバーも少しずつ増え、
組織としての体形も充実してきています。
団長や初期メンバーとは特にですが、
共に歩んできた歴史に想いを寄せると感慨深いものがあります。

ここのブログでは団員の好きな、推しのアニメが連ねてありますが、
僕が好きなアニメは「ドラえもん」、「ジャングル大帝(1989年版)」、
スタジオジブリシリーズあたりが不動の好きなアニメです。
DVDなんかは何十回と再生するぐらいです(^^)
最近は「涼宮ハルヒの憂鬱」シリーズが遅れてきたマイブームとなってきております(-^○^-)
今頃になってマイブームがきたなんて口が裂けても言えない!
(個人的には「長門有希ちゃんの消失」の方が好きだな んて口が裂けても言えない!)

話はそれましたが、これを書いている今、定期演奏会前の練習を終えたばかりです。
あとは本番当日を残すのみとなりました。
最終練習では打楽器もティンパニやバスドラムといった大型楽器、
さらにハープも入り本番さながらの編成で練習をすることが出来ました。
ハープの音色がとても素敵でその場にいるだけで幸せな気分になりました(*^^*)
このような特殊楽器がそろうことも限られた時間だけなので、
練習や打ち合わせも綿密に行いました。
打楽器やハープは僕自身目にすることも少ないので勉強になるものでした。

今回のプログラムは原曲が歌の曲が多いこともあり、
ボーカルが歌っているように聞こえるよ うな音楽づくりに取り組みました。
これが今回の指揮、指導上の特色です。
僕も今回は主題歌のひとつを編曲しています。
どの曲かは聴いてみてのお楽しみということで(^o^)

今回は少女漫画雑誌『なかよし』特集ということで、
アニメ遍歴とと共に書き連ねようと思います(^^)
少年時代に姉が買っていた『なかよし』。
僕もそれにつられて読んでいたのは「きんぎょ注意報」や今回も演奏する「セーラームーン」。
その後アニメでも放映されたので欠かさずに見ていました。

それから中学生時代に放映されたので好きだったのが
「魔法陣グルグル」(少年誌だけど)と「レイアース」。
当時アニメではとびとびでしか見ていなかったのですが 、
魔法陣グルグルの主題歌「晴れてハレルヤ」、
今回も演奏する「レイアース」の主題歌「ゆずれない願い」の
あの歌には楽譜も読めなかった当時の僕の少年心にズきゅん!!
この二つの歌はボーカルが素敵すぎてその歌手のアルバムを買ったぐらいです(^^)

中高生になると以前ほどアニメは見なくなりましたが、
そのころに放映された「To Heart」、今回も演奏する「カードキャプターさくら」は
いずれも1話を見てサントラが欲しくなったぐらいです。
やはりオーケストラサウンドに大きく心動かされたからでしょう。

「カードキャプターさくら」はその時はさくらちゃんがかわいいとか、
登場人物がおもしろいとか、音楽が良いとかそのぐらいしか分からなかったのですが、
今回演奏することをきっかけに改めてほぼ全話チェックしてみました。

僕が思うさくらの魅力は、
・お母さんの写真に「おはよう」「行ってきます」が言える。
・どこか連れて行ってくれたお父さんに「ありがとう」と言える。
・お母さんはいないけど、お父さん、お兄さんとで家族の幸せを感じていること。
・ 全体に登場人物が魅力的(ケロちゃんとか、知世とか)。

こういったことがあると思います。
どの話をみても伺えるさくらの持ち前の素直さは、
大人になるにつれてどこかに置き忘れていることかもしれません。

それでもサントラCDをすり切れるほど聴いた「カードキャプターさくら」の
音楽にこうして向きあえる機会を頂いたNONの皆様に団長をはじめ、
団員、エキストラ、関係者の皆様にこの場を借りて感謝いたします。

CDとは違い、劇判音楽を演奏する演奏会は、
生きた人間が奏でることで音楽に命が吹き込まれます。
僕も団員も想いを込めて演奏いたします。
是非ともお越しくださいねo(^∇^)o

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