演奏会に向けての意気込み(副団長)

こんにちは。
副団長のかばです。

NON第6回定期演奏会が決まってから1年弱。
あっという間に過ぎましたね。

今年の演奏会、前半テーマは異世界です。
近年、異世界転生ものが小説、漫画、アニメに一気に広がりましたね。
各作品それぞれ設定が違って、自分の好みの設定を探すのも難しくなくなってきました。

今回の演奏会前半で取り上げるリゼロは、異世界転生ものの代表格と言って良いほど有名なのではないでしょうか。
先日行きつけのコーヒー屋さんに行ったら、タイトルをもじったPOPが貼ってありました。
ついお店の方に演奏会チラシを渡そうかと思ってしまいましたが、会場から大分遠いので断念しました。

それほど人気があるのは、ストーリーももちろんですが、音楽の力も大きいでしょう。
私自身、たまにテレビを流しっぱなしにして他のことをしていることがありますが、時々劇中の曲にハッと気を奪われることがあります。

今回演奏する曲はそういう類いの曲ばかりです。
演奏していてどれも曲自体にストーリー性が感じられ、そのおかげで合奏しながら精神がゴリゴリと削られていく日々でした。
舞台の上で奏者の精神がゴリゴリと削られていく様をとくとご覧ください。

後半のマクロスフロンティアは宇宙もの。
私の第2のアニメ入口が宇宙ものだったこともあり、楽曲中の宇宙っぽさ(?)や疾走感、臨場感などは慣れ親しんだ雰囲気でした。

今回の選曲にはマクロスFをテーマにする上で欠かせない歌入りの曲が多く、演奏する分には耳なじみもあり、歌詞から曲のイメージをつかみやすかったんですが、編曲隊はとんでもなく大変だったようです。
当日、単純に楽曲を楽しみながら演奏する奏者と、苦しさから解放された晴れやかな顔で演奏する奏者とを舞台で見分けて編曲者を当ててみるのも面白いかもしれません。

今年は多くのアニメファンにとって激震の走った年だったのではないでしょうか。
我々が毎回楽しみにしている作品たちを作っているのが生身の人間で、作品が一つできるということはその裏に何人もの人生があり、それがなくなってしまったら当然作品も生み出されないということがこれほどまでに痛みを伴って身に沁みたことはありません。
日々を彩る作品たちが画面上で映し出されることを楽しみながら、 時々はそれまでの過程に思いを馳せ、製作陣のことも考えたいですね。

そんな色々な思いを乗せて、2019年10月26日(土)、豊中市立ローズ文化ホールにてNON管弦楽団は第6回定期演奏会を行います。
力不足ではありますが、なるべく多くの方にアニメ音楽の良さを気軽に生音で感じて頂きたいので、入場無料です。

13:30開場、14:00開演という、 ご飯を食べてから来られてちょうど良い時間帯です。
ご家族、お友達、ご近所さんお誘いあわせの上ぜひお越しください。

団員一同、楽しんで演奏します。
皆様のご来場をお待ちしております。

かば

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